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ギランバレー症候群diary*sakura×run

自由

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入院366日目


写真は、地元。

学校の帰り道で橋の上から撮った1枚です。

 

今日はアパートの掃除して

少し買い物して

両親とお昼食べて病院に帰ってきたくらいなので

特にこれといったことはないのですが…

 

昨日の新たにできるようになったこと発表

・ノンステップじゃないバスの昇降ができた

・大学から地下鉄の駅まで歩けた

・地下鉄を歩行で乗り降りできた

・エスカレーターに乗れた

・アパートの室内を装具なし杖なしで移動した

・アパートのトイレやお風呂場の段差を杖なしで上れた

・アパートの階段を手すりと杖1本、装具なしで昇降できた

・買い物で午前いっぱい歩いていられた

・キウイや洋梨などの柔らかいものなら回しながら切れた

・お風呂掃除ができた

・ゴミ捨てができた

 

 

こんな感じですかね('ω')

 

 

なんかほんと、もう一人暮らしできちゃうよ!!!!!

って感じです❤

 

 

両親も認めざるを得ないんじゃないかな( ̄▽ ̄)

 

 

 

でも、今は焦らずに

両親が安心できるまでは

わがまま言いません。

 

 

 

 

学校から書類が届いて

母に目を通しておいてね~って言われたので

両親が帰ってから

封筒の中身を見たら

なにやら可愛らしい便箋も入っていて…。

 

なんだろ~って開いたら

母からの手紙でした。(パソコンでうってある長文)

1年経っての思いが書いてありました。

 

 

読んで涙が止まりませんでした。

 

 

 

 

何よりも

本当に辛かったんだなと

申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

 

本当に、本当に。

 

 

 

私はいいんだ。

病気になって得たものもある

ほとんどがプラスになっている。

 

ただ、両親からしたら

地獄の日々だったんだろうな。

(多分私も入院初期は地獄だったけど、今は薄れてる)

 

 

 

”怖かった”

”いろんなことを考えすぎて頭がおかしくなりそうだった”

”何もしてやれない自分を責めた”

”とてもとても悲しかった”

 

 

胸が痛くて

正直目をそらしたくなりました。

 

 

 

一度、呼吸器離脱のために

母が泊まり込みで離脱に挑戦したことがあって。

 

どうしても眠ると呼吸が止まってしまうので

夜の呼吸器が外せなかったのです。

 

眠りそうになると

無呼吸であることを教えるアラームが響いて…。

 

眠れそうになっては起きての繰りかえしを何度何度もやって

眠れなくて。

”頑張れ”と母は寝ずにずっと手を握ってくれました。

 

結局ダメで、2:00に呼吸器をつけました。

 

 

呼吸器を付けたとたんに

スーッと眠りに入った私を見て

母は涙が止まらなかったそうです。

 

”どうすればいいんだろう”って。

 

 

 

私も、思い出せば

苦しいです。辛いです。涙がこぼれそうになります。

 

 

でも何より自分の両親が

辛そうなのを見るのは

1番辛かった。

 

自分が苦しい痛い辛いより

ずっとずっとずっと、辛かった。

 

母は

私の前で1度だけ我慢し切れずに泣きました。

その時に”ごめんね、ごめんね、”って

自分が泣いてることを責めてて。

 

 

無理される方がきついです。

母の涙を見たとき

私は

”私がしっかりしなくちゃ”と

覚悟することができました。

 

今思えば

あの瞬間から私は強くなれたと思います。

 

 

”しっかりしよう”って思えたんです。

 

 

病人になかなかかける言葉は難しいと思うけど

優しい言葉じゃなくて

強い言葉がたまに救ってくれたりするんですよね。

 

自分自身で、強い言葉をかけることができてよかったと思ってます。

 

 

 

 

 

 

過去は、確かに辛かった。

けど

今は”あの頃辛かったね”って話すよりも

”こんなにできるようになったんだ”って

笑ってほしいです。

 

両親には、ね。

 

 

辛い思いをさせて

本当にごめんなさい。

 

 

 

これから

私が家庭を持つ時がきたら

その時に

本当の意味で両親の気持ちが分かるのかもしれませんね。

 

 

でも今は

まだ”子ども”で

多少自分勝手に好き勝手に

生きていっちゃうからね!(笑)

 

 

 

自由になりたい。

最近いろんな人のいろんな感情を想像?しすぎて

疲れたよ~~~~~う。

 

全てから解放されたい。

解放的な場所に行きたい。

1人になりたい。

 

 

 

さて、明日からも頑張りますよ~と。

 

おやすみなさい!