軋んだレール
入院331日目
昨日は
どうしてもブログを書く気になれなくて
甘えてしまいました。
金曜からの三日間は
毎日9時すぎに病院を出発して
地下鉄の駅まで車椅子を漕ぎ
電車を乗り換え
乗り降りのためにいちいちスロープを出してもって
往復で8回頭を下げて
冷たい対応されて
その度に傷ついて。
バスは予約が遅いと何度も断られて。
競技場までまた車椅子を漕いで。
それでも
みんなの頑張りを見るのは楽しかった。
毎日、行き帰りが
精神的にも身体的にもキツかったけど
それでも見る価値があった。
大学のみんなだけじゃなく、
小、中、高で知り合った他大学の同期や先輩たちにもあって
頑張りを見れて
本当に良かった。
人によっては
もう、走ってる姿を見れない
大会で会えないと思うと
ほんと
"ずっと"ってないんだなと
心底思いました。
寂しいな。
小学からの
憧れの先輩も
引退でした。
寂しくて
悲しかった。
時間って
どんどんどんどん
過ぎて
変わってくんだなあ
いたい場所にいられない自分が
”やっぱり”
悔しかった。
誰にも分からないだろう悔しさが
溢れて
帰り道は1人で馬鹿みたいに泣きました。
それでも3日間見に行ったのは
見たかったから。
見に行って良かったのに
後悔は全くしてないのに
今は
心がなかなか安定してくれなくて。
先が遠くて不安で疲れて
もう頑張れないよって
どっかで言ってる自分がいる。
昨日は、
このまま新幹線で
親友のところに行こうかなって
本気で思いました。
チキンでできなかったけど笑
今日は大会が終わってから
バイト先の同期2人に会いました。
陸上だけじゃない繋がりに
救われました。
ここにも
ちゃんと私のことを見ててくれる人たちがいるんだと
嬉しかったです。
無理して笑ってるふうに見えるよって言われちゃいました。
ほんと、自分がよく分からない。
周りから
ずっと車椅子だと思われるのが嫌だ。
元気だったんだよ私だって。
オシャレだってしてた。
ヒールだって履いてた。
普通に歩いてた。
走ってた跳んでた投げてた。
私だって
普通に過ごしてた。
なんで
バスに乗るために
電車に乗るために
こんなに遠慮したり傷ついたり躊躇したり不快な思いをしないといけないの。
悔しくて涙出るよ。
私は、立派な障害者。
ずっと
認めたくなかったけど障害者。
元気な頃は
偏見なんて少しも持ってなかった。
むしろ、
特別支援教育の免許だって取るつもりで
授業取ってた。
でも
障害を持った今は
自分が自分自身への偏見を持ってる。
劣等感を持ってる。
堂々としていられない。
自信が少しもない。
堂々と図々しくって
強く思う自分も確かにいたのに
それは
劣等感を持つ裏返しだった。
元気な頃には
強気に思っていたことも
実際に自分がそうなると
違う。
何をするにも
表情を気にして
人に遠慮して
病院から出ると怖くてたまらない。
こうなんなきゃ
分かんない気持ちだよ。
みんなが
走れてること以前に
普通に生活していることが
羨ましくて仕方がない。
妬ましくて仕方がない。
自分がどんどん
落ちぶれていく。
とっくに
諦めてたのかも。
普通に歩けたり
段差登れたりできるようになんて
ならない。
杖も装具もなきゃ
私は歩けない。
進みたい進みたい進みたい
一気に戻りたい戻らせて戻して
まだ1年も経ってないのに
もうこんなんだよ
頑張れないよ
頑張れない
頑張りたくない
帰ってきて
もう7年以上も病気と闘ってるお隣さんには
泣き言言えない
食べることも1人で出かけることもできてる私がこんなこと言えないって
元気にしてたら
途中で堪え切れなくて
泣いちゃって
"ごめんね、私なんかまだ恵まれてるのに
ごめんね"て言ったら
Tちゃんも
"病気になったらみんな同じだよ変わらないよ"って泣いて言ってくれて
もう涙がなかなか止まんなかった。
もう嫌だ。
辛い。
全部全部
放棄して
辞めれたらいいのに。
頑張り続けることが
こんなにも難しいなんて思わなかった。
誰か
もう頑張らなくていいよって言ってくれる人いないかな。
でも
頑張らないと
諦めることになるんだよな。
どっちも
簡単じゃない。
大変だ。
また明日から始まるよ。
朝起きたら
また、
頑張ろうと思うのでしょうか。
その繰り返しなんでしょうか。
あとどれくらいかな
頑張れば元に戻れるのかな
完全に愚痴と弱音と独り言のオンパレードだった。
ブログ。
ごめんなさい。
それでも
多分、また頑張るから
大丈夫。
