sakurun

ギランバレー症候群diary*sakura×run

ビスターリ

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入院228日目


1人で外の庭?みたいなところにいたら

同室のネパールの子が学校から帰ってきて声をかけられたので

一緒に部屋に帰ってきました。


ほんと、友達。


寂しさが薄れる。


でも、学校楽しかったっていう話を聞くと

やっぱり少し妬ましくなる。

羨ましくなる。


早く学校行きたいな。


みんなと会いたいな。


タイトルの"ビスターリ"は

ネパール語の"ゆっくり"っていう意味なんだって。




今日は教授回診の日。


いろいろチェックされるんだけど

大腿四頭筋も指の屈筋も強くなったねって言われた。


嬉しかったな〜

確かに変わってるって認めてもらえた感じ。


OTでは、母子内転筋と短母子屈筋の働きが見られてきてるようで

親指の動きの改善が!!!


嬉しい!!!


意識が大事だと思うから

動かなくても動きにくくても

意識して動かそうとするようにしよう。


STは、息継ぎも伸びも音程もよくなり、

歌もかなり歌えるようになったので

ついに来週から

ドリカム!!!!!


STは毎日じゃなくなったけど

週に数回の時間を大事にがんばろう。



PTは

ロックを外した歩行も

本当に徐々にだけど

続けられるようになった。


60メートル連続歩行を

休憩を挟んで2回。


座った状態からの立ち上がりも自分でがんばる。


最後に、ロフストランド杖を使って4足歩行。

前より断然安定感が出て

ほぼ直立の状態で歩けた。


杖も巻きつけるんじゃなくて

軽く握れるようになったので

自分で握ってつくことができた。




そして

私は実習生の担当になったので

金曜日まで

大学3年生の同年代の子2人を引き連れての生活です。笑



私につけても

なんにも勉強ならないのにと思いながらも

引き受けて

しかも気を使ってこっちから話しかけちゃうという……


疲れた。笑


なんか黙ってても悪いと思うし

かと言って話す見つけるの大変だし

難しい。


しかもなんか

卑屈になっちゃう。


看護師の仕事について

何にも知らないんだなって

あたしの方が分かってんじゃないかって

偉そうに思ってしまったり。笑



バカだな〜〜


悔しいだけなんだろうけど。


くだんない、自分。




基本1人で

自由に行動したいから

明日からも疲れそうだな〜


がんばろ。





今日

たまたまギランバレーにかかって

バレエの先生になることを諦めた子がいること知って

なんか切なくなった。


その子は片足では立っていられない状態になったから

バレエもすること諦めたみたいだけど。



私だって

ほんと、分かんないんだよな。



考えても仕方がないって言われたから

考えないようにしてたけど

たまに

たまらなく怖くなる。



走れなかったら、

それ以前に

歩けないままだったら、

受け入れられるのかな。



救急車で運ばれて

処置されて

目が覚めた時のこと

あんまり覚えてなくて。


髄液取られた時には

朦朧としてる感じで意識あったけど。



ただ

全く体が動かなくなってて

口には気管送還されてて痛くて

視界もぼやけてて

よくわからない状況で


安心できたのは

父が言った

"治る病気だから"ていう一言だけだった。



でも、あとあと聞いたら

後遺症も覚悟してって言われてて

元気になっていくほど

後遺症の話されて

時間が経つほどに

現実味を帯びてくる。



回復するのは嬉しいのに

時間がたっていくのは怖い。



こんな気持ちを

人には言えないから

こうやって書いて発散するしかない。


こんな気持ちを

言われたところで

かける言葉に困るだろうし。



でも

怖くて怖くてたまんない。



走りたいな

走りたい


嫌なことあったときは

いつも走ってたのにな


走れもしないし




筋トレしてから寝よ。

不安な分だけ

筋トレしよ。


今は頑張るしかないや。



明日もがんばろ!

1日お疲れさまでした!!


おやすみっ